賃貸経営をされる方にとって大きな関心事として
賃貸経営の節税があります。
賃貸収益が上げると、その分支払額が高くなるのが所得税です。
そんな所得税もうまく賃貸経営を行うことで、節税することも
可能なのです。
そこで、ここでは賃貸経営での節税について考えて見ます。
<節税のために覚えておきたいこと>
支出のない必要経費をいかに多く算出するかという点が
とても大事になります。
<賃貸経営で考えられる経費>
・建物の減価償却費
・ローン金利
・固定資産税
・管理・維持費
・専従者給与
・火災・地震保険料
以上のようなことが、主な必要経費として考えられます。
特に減価償却費はとても大きな額ですが実際には支出を
しているわけではないことを考えると、節税の中で大きな
ウエイトを占めるものとなります。
さらに青色申告特別控除は、大きな額となり所得を抑える
のに役立ちます。
そのほかにも細かな点ですが、通信費や粗品などをプレゼント
した際の交際費なども経費として計上することができます。
小さなことに思えることでも、1年間を通して積み重なっていく
とかなりの額になります。
そのために、いつも経費に敏感であることが大事です。
さらに青色申告では、給与収入と不動産収入を合算して申告する
こともできます。
そのために、もしも不動産収入で赤字になったものは給与収入の
所得と相殺されます。
所得税対策になり、還付金も生じることもあります。