駐車場経営のデメリットは下記3つです。
1)税制上の優遇措置が少ない
a.固定資産税
固定資産税は「更地」の評価になります。
優遇措置のある「住宅用地」にはならないので、固定資産税や都市計画税の
軽減がありません。
なんと、東京都の場合では住宅用地の約6倍にもなります。
b.相続税
相続税評価も「更地」の評価になります。
評価減となる「貸宅地」や「貸家建付地」になりません。小規模宅地の評価減
も「200㎡まで50%」に抑えられます。
c.所得税
初期費用がかからない場合、減価償却費がありません。また、必要経費もほぼ「0」
になるので、所得税が加算される部分も大きくなります。
2)立地に左右されやすい
駐車場(特にコインパーキング)の集客は立地によって大きく収入が左右されます。
3)収益額が少ない
賃貸ビルや賃貸アパートに比べて、その土地から得られる収入額は少なくなります。
場所によっては、収入から各種税金を支払うと収益が殆ど残らないケースもあります。