建てて終わりではなく、その先も、一緒にビルを育ててくれる。ワンストップの仕組みと伴走力が、フィル・パークを選び続ける理由です
- シーステージ横浜・池袋・雑色・烏丸オーナー カイセ産業 有限会社 代表取締役 海瀬 雅広様
- 海瀬 雅広様(カイセ産業 有限会社 代表取締役)【写真左】
フィル・カンパニー担当者:丸岡(株式会社フィル・カンパニー プロパティマネジメント室 チーフ)【写真右】
2026年に創業50周年を迎えた、静岡を拠点とするカイセ産業 有限会社の海瀬 雅広様。先代から経営を引き継いだ際に不動産賃貸事業をスタートし、銀行員時代に培った数字を見る力と、既成概念にとらわれない発想で、事業を広げてきました。他エリアへの展開を見据えるなかでフィル・カンパニーと出会い、2016年竣工の「シーステージ横浜」を皮切りに、現在4棟のフィル・パークを所有されています。4棟にわたりフィル・パークのリピートを重ねていただいている理由と、フィル・カンパニーの事業やサービスの魅力について、お話しいただきました。
デザインに目を奪われた。フィル・パークとの最初の出会い
聞き手:
海瀬様がフィル・カンパニーを知ったきっかけを教えてください。
海瀬様:
フィル・カンパニーさんとの出会いは2015年頃です。たしか経済誌か何かの記事に、かつて中目黒にあったフィル・パークが取り上げられていて、それを見たのが最初でした。ガラス張りの箱が宙に浮かんでいるような、今まで見たことのないデザインで。「なんて綺麗なビルなんだ」と、衝撃を受けたんです。それで、よく見てみると、下は駐車場になっている。「駐車場の上の空中空間を活かす」という、そのアイデアにも驚きました。デザインもいいし、土地の活かし方も面白い。これは一体どういう会社なんだろうと、すごく興味を持ちました。

聞き手:
そこから、フィル・カンパニーへ問い合わせをされたのですね。
海瀬様:
はい。私は気になると、とことん調べたくなる性格で(笑)。すぐに電話をして、詳しく話を聞かせてもらいました。話を聞くうちに、建物のデザインやアイデアだけでなく、事業に対する考え方にも強く惹かれていきました。「フィル・カンパニーは普通の建設会社とは違う。建てることが目的ではなく、建てた後も事業として成功するものを提案する」というような話をされたんです。
じつは私自身、いつも「やる時は成功する時」という考えで、事業を始める時には、すでに成功が見えているくらいまで徹底して調べ、検討します。もともと銀行員で、融資を通してさまざまな事業を見てきたこともあって、どんなに面白いアイデアでも、最後は数字で判断するんです。だからこそ、「建てること」ではなく「事業を成功させる」という考え方に、すごく共感しました。
丸岡:
海瀬様ご自身が大切にされてきた事業への信念と、フィル・カンパニーの考え方に、通じるものを感じていただけたのですね。
海瀬様:
もう一つ、共通していると感じたのが、“常識にとらわれない”発想です。私は銀行員から経営者になり、いくつかの異なる事業に携わってきました。不動産をはじめ、まったく未経験の分野にも飛び込んで、さまざまな事業に挑戦してきました。それぞれの業界に先入観なく入ったからこそ、当たり前とされていることも一歩引いて見ることができたんですね。「本当にそうなのか?」と考えて、既存のやり方にとらわれず、自分なりのアイデアを形にしてきました。
フィル・カンパニーさんも、いわゆる一般的な建築業界の常識にとらわれないところがありますよね。建物ありきではなく、まず「この場所をどう活かすか」「どんな事業にするか」を起点に建物を考えていく。その場所に新しい可能性を見出して、これまでにない形へと発展させていく。そういう発想や事業への向き合い方が、自分とすごく近いと感じました。
「長く一緒にやっていく」 ワンストップに重なる事業哲学
聞き手:
オーナーとして大きな投資を決断するうえで、フィル・カンパニーを選んだ最大の決め手は何でしたか。
海瀬様:
一番大きかったのは、企画から運用まで一貫して任せられるワンストップの仕組みです。オーナーにとって、ビルを建てるというのは一大事じゃないですか。普通なら、建設会社に建ててもらい、その後はテナントを募集する会社、管理する会社……と、それぞれ自分で探して動かなければならない。フィル・カンパニーさんの場合は、土地の可能性を見極めた企画から、建築、テナント誘致、さらに完成後の管理やプロパティマネジメントまで、一貫して見てもらえる。オーナーの負担は全然違いますし、遠方の物件でも安心して任せられます。
私は別の事業でマンション経営もしていますが、そちらも企画から募集、管理まで、長年同じ会社、同じチームに任せているんです。途中でほかの会社から声をかけられたこともありましたけど、信頼できる相手と長く一緒にやっていくというのが私流のやり方なんです。だから、フィル・カンパニーさんのワンストップという考え方にも、はじめからすごく共感しました。
丸岡:
ありがとうございます。企画から建築、テナント誘致、そして完成後の管理・運用まで、一つの事業として長く関わっていけることが、フィル・カンパニーの大きな強みです。海瀬様に、その点を評価していただけているのはとてもうれしく思います。

ともに歩み、築いた信頼が4棟のリピートへ
聞き手:
2016年に「シーステージ横浜」が竣工して、その後、「シーステージ池袋」、「シーステージ雑色」、2023年には「シーステージ烏丸」と、これまで4棟のフィル・パークを建てられました。フィル・パーク事業をリピートしていただいている最大の理由は、何でしょうか。
海瀬様:
ワンストップが魅力と言いましたが、単に一連の業務を任せられるだけではなく、事業全体を一緒に考えてもらえることが大きいですね。事業という視点で見れば、建物の完成はゴールではなく、むしろそこからがスタートです。完成後も長く伴走してもらえる点は、非常に心強いです。
そして、実際に一緒に仕事をするなかで、それを支えているのは、フィル・カンパニーさんの「人」だと感じています。それぞれの担当者がきちんとオーナーの立場に立って考えてくれますし、一人ひとりの仕事も丁寧です。そうした一つひとつの積み重ねがチームへの信頼につながり、1棟で終わらず、2棟、3棟、4棟とお願いしてきたのだと思います。


聞き手:
ビジネスモデルだけでなく、実際に関わる社員への信頼も、長くお付き合いいただいている理由なのですね。
海瀬様
私は数字と同じぐらい、人との「ご縁」を大切にしているんです。仕事って、結局は人とのご縁で成り立っていますから。だから一度「この人たちなら信頼できる」と思ったら、長く付き合いたい。フィル・カンパニーさんは、まさにそう思える存在です。
丸岡:
ありがとうございます。日々のやり取りの中から、私たちも、海瀬様がフィル・パーク事業に強い想いを持ってくださっていることを感じています。建物への愛情はもちろん、入居されているテナント様、そして私たちにもいつも温かく接してくださいます。私たちを信頼してくださっているからこそ、その期待にきちんと応えていきたいと思っています。
築10年でも価値は上がる。「一緒にビルを育ててもらっている感覚」
聞き手:
実際の運用にあたっては、プロパティマネジメント※(以下、PM)室の担当者とやり取りされることが多いと思います。長くお付き合いされる中で、フィル・カンパニーのプロパティマネジメントにどのような印象をお持ちですか。
※プロパティマネジメントとは、不動産オーナー(所有者)に代わって建物の運用・管理を行い、資産価値や収益(キャッシュフロー)の最大化を目指す業務のことです。
海瀬様:
「シーステージ横浜」は、竣工から10年ほどが経ちますが、その間にはいろいろなことがありました。設備のトラブルもあれば、契約期間を迎えてテナントさんが入れ替わることも。そういう節目節目で、PM室の方々が、状況を見ながらより良い提案をしてくれています。単に建物を維持・管理するだけではなく、その時々の市場やエリアの変化を見ながら、このビルの魅力をどう維持し、さらに価値を高めていくかを考えてくれる。テナントさんとの関係も含めて、建物全体を長い目で見てマネジメントしてくれていると感じます。
一般的な賃貸物件では、建物は築年数を重ねるほど競争力が落ち、価値も下がっていくことが多いですよね。フィル・パークはむしろ逆で、築年数を重ねても、商業ビルとしての資産価値は向上していると感じます。もちろん、もともとの立地や建物のデザインもありますが、それだけではない。完成後も市場の変化に合わせて手を掛け続けていることが、大きいと思います。
丸岡:
おっしゃるように、私たちは、建物の将来を見据え、その時々に必要な提案をしていくことが、PMとしての大切な役割だと考えています。単に満室にすることを目指すのではなく、その時々の市場を分析し、エリアの特性やニーズ、建物との相性を見極めながら、テナント様との最適なマッチングを考え、長く選ばれる建物にしていく。それがPMとしての大切な役割だと考えています。
海瀬様:
それがPMの本質ですね。だから、私にとっては、単に「管理してもらっている」のではなく、「一緒にビルを育ててもらっている」というのが本音です。この10年、いろいろな変化に一緒に向き合いながら、ビルの価値をともに高めてもらいました。そうやって長い目でしっかりと建物に向き合ってくれるところに、フィル・カンパニーさんのPMの強さを感じています。
丸岡:
「一緒にビルを育てる」−−とても印象的な言葉ですね。長く運用していただいている海瀬様に、そのように感じていただけているのはとてもうれしいです。

建物を育て、その価値を街へと広げていく
聞き手:
実際に、一緒にビルを育てていることを象徴するようなエピソードはありますか。
丸岡:
ある物件でテナントが退去し、再リーシングを行った時のことです。募集を始めると、多くの飲食店からお問い合わせをいただきました。私たちはその時、単に「空室を早く埋める」ことを優先するのではなく、その時のエリアの動向や、建物の世界観に合っているか、話題性や集客力があるかといったことを重視して、慎重に検討を行いました。結果として、SNSなどでも注目を集める飲食店とのマッチングに至ったのですが、実際にオープンすると、そのお店自体に人が集まることはもちろん、それがビル全体の魅力にも波及し、他のテナントさんや、さらには周辺エリアの賑わいにもつながっています。
海瀬様:
そう。フィル・パークができた場所って、周りにもお店が増えたりして、街そのものが面白くなっていくんですよ。少し大げさに言えば、街のランドマークのような存在になる。そこもフィル・パークの面白さだと思っています。
丸岡:
ありがとうございます。私たちは、フィル・パークを、建物の中だけで完結するものとは考えていません。魅力あるテナントが入り、そこに人が集まり、その流れが周辺へと広がっていく。建物と街が互いに価値を高め合うような関係をつくっていくことも、PMの役割だと考えています。
聞き手:
丸岡さんは、今後、海瀬様の物件をどのように一緒に育てていきたいですか。
丸岡:
海瀬様が大切にされてきた建物に真摯に向き合い、時代の変化に合わせて、常に選ばれ続ける物件へ育てていきたいです。そのために私たちPMが何より大切にしているのが、迅速な対応と対話です。何かあった時にすぐ対応することがテナント様の安心につながり、それがオーナー様からの信頼にもつながる。日頃から双方とのコミュニケーションを大切にしています。そうした日々の積み重ねを通じて建物の魅力を磨き、地域にとって欠かせない、街の“灯り”のような存在にしていけたらと思っています。
海瀬様:
私自身も、この10年でフィル・カンパニーさんといろいろな経験をさせてもらいました。建物を育てていくなかで、私自身もオーナーとして成長させてもらったと思っています。最初の頃と比べれば、私自身もいろいろな経験をして、ビルを見る目も、運営に対する考え方も変わってきました。そうやって同じ時間を重ねてきたからこそ、単に仕事をお願いする会社というより、一緒に事業を続けていくパートナーという感覚が強いですね。これから先も、末長く付き合っていけたらと思っています。
丸岡:
ありがとうございます。海瀬様とこれまで一緒に積み重ねてきたものを大切にしながら、これからも末長く伴走させていただきたいと思います。

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