HOMEフィル・パークマガジン更地を駐車場にすると固定資産税は安くなる?駐車場経営のメリットと節税方法、成功・失敗事例を解説

2024.08.21 土地活用節税対策駐車場経営

更地を駐車場にすると固定資産税は安くなる?駐車場経営のメリットと節税方法、成功・失敗事例を解説

この記事の監修者
奥津 雅之税理士奥津 雅之

更地のままだと固定資産税が高く、「駐車場にすれば安くなるのでは?」と考える方も多いのではないでしょうか。しかし実際には、駐車場にしただけでは固定資産税は軽減されません。

税負担を抑えつつ手元に収益を残すためには、税制の仕組みを理解したうえでの工夫と戦略が必要です。

そこで本記事では、更地にかかる固定資産税の仕組みや駐車場経営のメリット、節税するための具体的な方法を解説します。また、駐車場経営に必要なコストや実際の成功事例・失敗事例まで網羅しています。

賢く税金対策をしたい方は、ぜひ最後までお読みください。

▼この記事でわかること

  • 更地にかかる固定資産税の仕組み
  • 駐車場経営のメリットやリスク、必要な初期費用・運営コスト
  • 税負担を抑えながら駐車場経営を成功させるポイントと実例

更地にかかる固定資産税とは?

更地にかかる固定資産税とは?

ここでは、固定資産税の仕組みと、更地の税負担が増える理由、具体的な対策について解説します。

▼更地にかかる固定資産税とは?

  • 更地の固定資産税の仕組み
  • 更地の固定資産税が高くなる理由とその対策

更地の固定資産税の仕組み

更地の固定資産税は、各市町村が定める「固定資産税評価額」を基準にして算出されるのが基本です。基本的な計算式は以下の通りです。

固定資産税額 = 課税標準額 × 税率(標準1.4%)

参照:内閣府 税制調査会「固定資産税の概要(総務省資料)」

上記に加えて、市街化区域内の土地には「都市計画税(上限0.3%)」が上乗せされます。

なお、基準となる評価額は3年に1度の頻度で見直されます。更地を維持するには、固定資産税と都市計画税を合わせて「評価額の最大1.7%程度」のコストがかかる可能性があることを認識しておきましょう。

更地の固定資産税が高くなる理由とその対策

建物を取り壊して更地にした途端に固定資産税が高くなるのは、税金の軽減措置が適用されなくなるためです。住宅が建っている土地には「住宅用地の特例」という優遇制度があり、税負担が大きく軽減されています。

住宅用地では、200㎡以下の小規模住宅用地について、固定資産税の課税標準が価格の1/6、都市計画税が1/3に軽減されます。※東京都23区内では、固定資産税・都市計画税ともに都が課税主体となっており、条件によっては個別の減免措置が適用される場合があります。なお、この特例は一定の要件を満たす必要があり、自治体によっては申告や書類提出が必要です。

更地になると「住宅用地の特例」の対象外となってしまうのです。そのため、固定資産税は小規模住宅用地部分で最大6倍、都市計画税は最大3倍に増える可能性があります。

こうした高い税負担を回避するには、アパートを新築して再び特例の適用を狙うなど、土地の用途を見直す工夫が欠かせません。まとまった初期費用を用意するのが難しい場合は、駐車場経営によって収益を生み出し、税金の支払いに充てるのも現実的です。

駐車場収益+テナント収益で土地の収益性最大化を目指しませんか?

空中店舗「フィル・パーク」なら、1階はコインパーキングに、上部空間は空中店舗として活用できます。

 

駐車場収入に加えてテナント収益も確保できるため、限られた土地でも収益の最大化を目指せます。詳しくは、以下から詳細をご確認ください。

 

>>空中店舗「フィル・パーク」の詳細・土地活用のご相談はこちら

更地を駐車場にするメリット

更地を駐車場にするメリット

ここからは、更地を駐車場にする3つのメリットについて詳しく解説します。

▼更地を駐車場にするメリット

  • メリット①|節税効果・安定収入を得られる
  • メリット②|建物の修繕や入居者トラブルがない
  • メリット③|別の土地活用や売却へシフトしやすい

メリット①|節税効果・安定収入を得られる

駐車場を経営することで、毎月の安定した収入で固定資産税をカバーできます。アパート建築のような数千万円規模の投資をしなくても、数十万から数百万円という比較的少ない初期費用でスピーディに収益化が可能です。

月極駐車場であれば、契約者から毎月定額の賃料が入るため、長期的に安定した収益の見通しが立ちます。

土地の固定資産税そのものは安くはなりませんが、一方で、アスファルト舗装や精算機などの設備費用は減価償却費として経費計上できます。これにより、所得税の節税につながります。

また、隣接するアパートの専用駐車場にするなど、特定の条件を満たせば土地の税金自体が軽減されるケースもあります。このように、手軽に安定収入を得ながら実質的な税負担を和らげられるのが、駐車場ならではの強みです。

メリット②|建物の修繕や入居者トラブルがない

駐車場経営は、建物に関連する修繕コストや入居者同士のトラブルを抱えるリスクがほとんどありません。

賃貸住宅の経営では、給湯器などの設備故障や退去時の原状回復など、突発的な修繕費用が定期的に発生します。また、騒音問題やゴミ出しのルール違反、家賃滞納といった入居者間の複雑なトラブル対応に追われることも珍しくありません。

一方、駐車場であれば、必要なメンテナンスは白線の引き直しや精算機の点検など、手間も費用も最小限に抑えられます。利用者トラブルも無断駐車や接触事故などに限定されるため、管理会社に任せやすく対策もシンプルです。

メリット③|別の土地活用や売却へシフトしやすい

駐車場経営は、将来的に別の土地活用へシフトしたり、スムーズに売却したりしやすい「柔軟性の高さ」が大きな魅力です。

アパートを建ててしまうと、借地借家法で入居者が守られているため立ち退きに時間と費用がかかり、建物の解体にも多額のコストが発生してしまいます。

しかし、駐車場であれば、精算機や車止めといった簡易的な設備を撤去するだけで、短期間ですぐに元の更地に戻すことが可能です。

「とりあえず数年間だけ駐車場にして収益を生み出し、将来は自宅を建てる」といった、様子を見ながら暫定的に活用したい場合にも向いています。ライフステージの変化や周辺地域のニーズに合わせて、次の方針へ切り替えられるのは安心できるポイントです。

駐車場経営は土地活用の優れた選択肢ですが、それだけが答えではありません。あなたの土地には、もっと大きな可能性が眠っているかもしれません。その潜在力を最大限に引き出すため、専門家のアドバイスを聞いてみませんか?

更地を駐車場にして固定資産税を安くする方法

更地を駐車場にして固定資産税を安くする方法

更地で駐車場にして固定資産税を安くするには、土地の上に建物を建てて「住宅用地の特例」という軽減措置を適用させる必要があります。

住宅用地の特例として認められるには以下の条件が必要です。

  • 土地が住宅の敷地として利用されていること
  • 家屋が専用住宅・共同住宅、または居住部分の割合が1/4以上の併用住宅に当たること

参照:東京都 主税局 固定資産税・都市計画税(土地・家屋)

これらの条件を満たすことで、住宅用地の特例が適用され、固定資産税の負担が軽減されます。200㎡以下の住宅用地は、課税標準額が価格の6分の1に軽減され、200㎡を超える住宅用地は、超えた部分の課税標準額が価格の3分の1になります。

具体的な対策は、敷地内に小規模な住宅を併設したり、アパートを建てて入居者専用の駐車場にしたりする方法です。

また、「住宅」と「駐車場」の機能を一つの建物に集約した「ガレージハウス」という活用方法もあります。1階をガレージ(駐車場)、2階を居住空間にした賃貸経営となるため、アパート同様、特例の条件を満たして税金を下げることが可能です。

土地の上に「住宅」が存在する状態を作り出すことで、税負担を抑えながら賃料収入も同時に得られます。

こうした活用方法の具体例として、「プレミアムガレージハウス」があります。プレミアムガレージハウスであれば、「節税」と「高収益」を両立する土地活用が可能です。規格化された設計により初期コストを抑えながら、高い入居ニーズに対応した物件開発を実現しています。詳細は以下よりご確認ください。

>>プレミアムガレージハウスの詳細をチェック

駐車場経営に必要な初期費用と運営コスト

駐車場経営に必要な初期費用と運営コスト

駐車場経営を始める際には、初期費用と継続的な運営コストがかかります。これらを正確に把握し、収益計画を立てることが重要です。

以下に、コインパーキングを経営する場合のコストについてまとめました。

初期費用の内訳

  1. 土地の整備費用(アスファルト舗装、区画線引きなど)
  2. 設備費用(精算機、看板、照明など)
  3. 許認可取得費用

運営コストの内訳

  1. 固定資産税・都市計画税
  2. 保険料(施設賠償責任保険など)
  3. メンテナンス費用(清掃、設備点検など)
  4. 管理委託費用(管理会社に委託する場合)

東京都23区の100㎡の土地で5台分の駐車場を開設する場合の概算は以下の通りです。(2026年4月時点)

初期費用

舗装工事 50万円〜100万円
区画線引き 6万円〜10万円
精算機 50万円〜80万円
看板・照明 10万円〜30万円
合計 116万円〜220万円

年間の運営コスト

固定資産税・都市計画税 100万円
保険料 5万円
メンテナンス費用 10万円
合計 115万円

初期投資の回収期間は、立地や料金設定によって大きく異なりますが、一般的に都心部で3〜5年、郊外で5〜10年と言われています。ただし、これはあくまで目安であり、個々の状況に応じて詳細な計算が必要です。

駐車場経営のリスクと回避方法

駐車場経営のリスクと回避方法

駐車場経営には、さまざまなリスクが伴います。主なリスクと、その回避方法を紹介します。

リスクの種類 リスク 対策
需要・稼働率の低下リスク 近隣オフィスの移転など、公共交通機関の新設による利用者減少 ・長期契約の獲得
・料金の柔軟な見直し
・周辺施設とのタイアップ(買い物客への割引など)
競合リスク 近隣に新しい駐車場ができることによる収益減 ・差別化(EV充電・洗車設備・予約システム導入)
・立地に応じたターゲット設計(通勤・商業・観光など)
事故・トラブルリスク 車両の損傷、利用者のケガなど ・適切な保険への加入
・防犯カメラの設置
・定期的な設備点検
自然災害リスク 台風や地震による施設の損壊 ・耐久性の高い設備の導入
・災害保険への加入
法規制リスク 駐車場に関する法規制の変更 ・最新の法令情報の収集
・専門家への相談

これらのリスクを適切に管理するためには、定期的なリスク評価と対策の見直しが欠かせません。また、実際に駐車場を経営する際には、不動産の専門家や税理士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。

駐車場経営を成功させるためのポイント

駐車場経営を成功させるためのポイント

ここでは、駐車場経営を成功に導くための重要なポイントについて、詳しく解説します。これらの情報を参考に、あなたの土地の可能性を最大限に引き出しましょう。

▼駐車場経営を成功させるためのポイント

  • ポイント①|周辺のニーズと「土地の適性」を見極める
  • ポイント②|土地に合った経営方式を選ぶ
  • ポイント③|稼働率と収益性を高めるための工夫を取り入れる

ポイント①|周辺のニーズと「土地の適性」を見極める

まずは、所有する土地の周辺環境を調査し、どのような駐車ニーズがあるかを正確に把握しましょう。土地の立地条件によって、求められる駐車場の役割や利用者の層が大きく変わるためです。

例えば、国土交通省の「都市交通年報」や地方自治体の統計データを参考に調査を進めます。効果的な市場調査のポイントを以下にまとめましたので、ご確認ください。

▼効果的な市場調査のポイント

ポイント 具体的な方法
周辺施設の確認 オフィスや商業施設、住宅地などの分布を調べる
交通状況の分析 主要道路からのアクセス、公共交通機関の利便性を確認
競合調査 近隣の駐車場の数、料金設定、稼働率を調査
需要予測 昼夜の人口変動、イベント開催状況などを考慮

これらの情報を基に、あなたの土地がどのような駐車需要に応えられるかを分析しましょう。

ポイント②|土地に合った経営方式を選ぶ

土地の広さや周辺環境、予算に合わせて、最適な駐車場の種類や経営方式を選択することが大切です。駐車場の種類と、運営方法の両方を踏まえて検討する必要があります。

それぞれの特徴は以下のとおりです。

▼駐車場の種類(平面駐車場・機械式駐車場)の違い

項目 平面駐車場 機械式駐車場
初期費用 低い 高い
土地条件 広い土地向き 狭小地・都市部向き
管理の手間 少ない メンテナンスが必要

▼運営方法(月極・コインパーキング)の違い

項目 月極駐車場 コインパーキング
収益性 安定収益 変動あり
利用者 長期契約者 一時利用者
向いている立地 住宅地・郊外 駅前・商業地

初期投資の回収期間や管理の手間を総合的に判断し、所有地に最も適した無理のない経営方針を見極めましょう。

ポイント③|稼働率と収益性を高めるための工夫を取り入れる

利益を最大化するためには、利用者の利便性を高める工夫や、土地を立体的に活用する視点を取り入れましょう。競合との差別化を図りつつ複数の収入源を確保できれば、収益性を飛躍的に高められるからです。

具体的な施策としては、柔軟な料金設定やキャッシュレス精算機の導入にくわえ、上部空間を活用する「空中店舗」が挙げられます。平面駐車場のままでは得られないテナント賃料が上乗せされるため、土地のポテンシャルを最大限に引き出すことが可能です。

空中店舗の一例(フィル・パーク大阪阿倍野)

引用:空中店舗の一例(フィル・パーク大阪阿倍野)

「駐車場経営だけでは収益が不安」という方は、新たな選択肢としてフィル・パークという活用も検討してみてはいかがでしょうか。

>>空中店舗「フィル・パーク」の詳細・土地活用のご相談はこちら

更地を駐車場にした成功事例と失敗事例|成果を分けた要因を解説

更地を駐車場にした成功事例と失敗事例|成果を分けた要因を解説

ここでは、実際の事例を通じて、駐車場経営の効果や注意点を詳しく見ていきましょう。

▼更地を駐車場にした成功事例と失敗事例|成果を分けた要因を解説

  • 更地を駐車場にした成功事例
  • 更地を駐車場にした失敗事例

更地を駐車場にした成功事例

まずは、更地を駐車場にした成功事例を見ていきましょう。

事例:大阪市中央区の Bさん(50代・女性)
・所有地:200㎡(約60坪)の更地
・立地:オフィス街と繁華街の中間地点

▼Bさんの成功要因

成功要因 具体的な施策
立地を活かした柔軟な運用 ・平日昼:周辺オフィス向け月極駐車場(10台)
・夜間、休日:時間貸し駐車場として運用
付加価値サービスの提供 ・電気自動車用充電器の設置(2台分)
・簡易洗車サービスの導入
IT技術の活用 ・スマートフォンアプリによる予約・決済システムの導入
・IoT技術を用いた遠隔管理システムの採用

▼結果

稼働率 平日95%以上、休日80%以上
年間収入 約1,000万円
年間経費 約200万円(固定資産税、管理費、減価償却費等含む)
純利益 約800万円/年

※これらの数値は一例であり、実際の収支は立地条件や経営方法によって大きく異なる場合があります。

Bさんの事例では、立地を最大限に活かした運用方法と、顧客ニーズに合わせたサービス提供が成功の鍵となりました。また、IT技術の活用により、効率的な運営と顧客満足度の向上を実現しています。

更地を駐車場にした失敗事例

続いて、更地を駐車場にした失敗事例を紹介します。失敗から学ぶべきポイントを確認していきましょう。

事例:福岡市博多区の Cさん(40代・男性)
・所有地:150㎡(約45坪)の更地
・立地:住宅街の一角

▼Cさんの失敗要因

失敗要因 具体的な理由
需要調査の不足 周辺に無料駐車場を備えたスーパーがあり、需要が低かった
過大な設備投資 高額な自動精算機を導入し、初期投資が膨らんだ
価格設定の誤り 周辺相場を考慮せず、高めの料金設定をしてしまった
管理不足 遠隔地に住んでおり、日々の管理が行き届かなかった

▼結果

稼働率 平均30%程度
年間収入 約250万円
年間経費 約200万円(固定資産税、ローン返済等含む)
純利益 約50万円/年

Cさんの事例から学べる教訓

  1. 事前の市場調査が不可欠
  2. 初期投資は慎重に検討する
  3. 適切な価格設定が重要
  4. 日々の管理体制を整える

これらの事例から、駐車場経営の成功には、立地の特性を活かした運営方法、適切な投資計画、そして日々の管理が重要であることがわかります。また、ITツールの活用や付加価値サービスの提供も、競争力を高めるうえで効果的です。

更地を駐車場にした際の固定資産税についてよくある質問

更地を駐車場にした際の固定資産税についてよくある質問

最後に、駐車場と固定資産税にまつわるよくある2つの質問に回答します。

▼更地を駐車場にした際のよくある質問

  • 質問①|敷地の一部を駐車場にしたら固定資産税はどうなる?
  • 質問②|コンクリートの駐車場は固定資産税の対象ですか?

質問①|敷地の一部を駐車場にしたら固定資産税はどうなる?

自宅敷地の一部を駐車場にする場合、その用途(誰が使うか)によって固定資産税の負担が変わります。駐車場を「自分たちで使う」か「他人に貸し出す」かで、住宅用地の特例(税金の軽減措置)が適用されるかどうかが分かれるためです。

実務上は、以下の表のように3つのパターンに分けて考えるとわかりやすいでしょう。

駐車場の利用状況 固定資産税の扱いと影響
家の横を自家用スペースにする 住宅と一体利用とみなされ、特例が継続する可能性が高い
敷地の一部を他人に貸す(月極など) 貸し出した部分は「非住宅用地」となり、特例から外れる可能性が高い
家を壊して全面を駐車場にする 特例が外れることがあり、翌年度から土地の税額が跳ね上がりやすい

このように、自身の生活空間として活用する分には、これまで通り軽減措置を受けられます。しかし、敷地の一部であっても収益目的で第三者に貸し出すと、その面積分は税金が上がる可能性が高い点に注意が必要です。

質問②|コンクリートの駐車場は固定資産税の対象ですか?

はい。有料駐車場や貸駐車場として使うコンクリートの駐車場であれば、固定資産税の対象です。

土地そのものは「固定資産税(土地)」の対象で、コンクリート舗装部分は、事業用であれば「固定資産税(償却資産)」の対象になり得ます。総務省は、固定資産税の課税対象に土地・家屋・償却資産が含まれるとしています。

市区町村の情報でも、同様の整理が確認可能です。例えば松戸市は、有料駐車場について、「舗装路面(アスファルト、コンクリート舗装・砂利敷)」は固定資産税の償却資産に該当すると明記しています。

まとめ

本記事では、更地を駐車場にした際の固定資産税の仕組みや、節税しながら収益化するためのポイントについて解説しました。

結論として、更地を単なる青空駐車場にしても固定資産税は安くなりません。税負担を軽減するには、建物を併設して「住宅用地の特例」の適用を受けるなどの工夫が必要です。

駐車場経営は初期費用を抑えやすく柔軟性が高い一方で、事前の需要調査や競合との差別化が成功の鍵を握ります。

土地のポテンシャルを最大限に活かすには、複数の収益源を組み合わせた活用がおすすめです。例えば、駐車場の上部空間を店舗として活用する「フィル・パーク」や、駐車スペースの上部に住宅を設けて賃料収入を得る「プレミアムガレージハウス」などが挙げられます。

専門家のアドバイスも参考にしながら、ご自身の土地に最適な運用方法を見つけてみてください。
この記事の監修者

奥津 雅之

あいわ税理士法人 / 税理士

国内の上場企業やそのグループ会社、ベンチャー企業等に対する税務コンサルティング業務に従事。IPO準備企業に対する資本政策の実行支援、上場後のM&Aに伴うデューデリジェンス業務、M&A後のHD化支援業務も複数経験。個人税務関係では、上場会社オーナーなど超富裕層の確定申告業務、税務調査対応、相続対策コンサルティングに注力。

奥津 雅之の写真